初めてのiPhoneアプリ開発で、大変だったこと 2、Xcodeという開発環境
これまで、androidアプリを開発していたので、eclipseをずっと使ってきました。
去年の5月から本格的に始めたので、約1年とちょっとです。
ここにきて、iPhoneアプリを開発するために、Xcodeを使うことに。
今回は、このXcodeについて、その癖やきつさについて書きます。
新しい開発環境を使うきつさについて
新しくXcodeという開発環境を使うことになりました。
これがどのくらいきついかというと、これまでずっとWindowsを使ってきた人が、Macを使うことになったときくらいのショックがあります!
はじめは、ものすごいたくさんの機能があって、使いこなせるか不安です。
けど、そのうち、ネットとメモ帳とメールくらいしか使わないことがわかって、ターミナルとかautomatorとか使わない機能のことは、気にならなくなってきます。
そうして、いつの間にか慣れています。
ただ、その慣れるまでの約1ヶ月がホントにきついです。
Xcodeも同じでした!
Xcodeの癖について
同じ名前の変数は使えない。
同じ名前の変数を、ブロック外のグローバル変数として使うことは許されません。
使ってしまうと、エラーが発生します。
これはeclipseと違うので、けっこうきつかったです。
他方、インスタンスメソッドは同じ名前でも使えます。
変数はダメだけど、インスタンスメソッドはいいというところがまたこんがらかるところです。
エラーの原因をすべて消してもエラーマークが残る
エラーの部分があると、上のところに、赤いエラーマークが表示されます。
ところが、エラーの原因をすべて消したはずなのに、まだ赤いエラーマークが残っていることがあります。
そういうときは、シミュレータや実機で実行してみると、直前でエラーマークが消えます。
Xcodeはこういうことをしてくるので、ご注意ください!
AppDelegateで変数を用意しても参照できない場合
AppDelegateで変数を用意しても、古いクラスでは参照できないことがあります。
原因はわかりませんが、だいぶ最初に用意したクラスでは参照できなかったにもかかわらず、けっこう後から追加したクラスでは普通に参照できました。
なので、新しくクラスを作って、そこに古いクラスをコピーしました。
ただ、これをやると、上で述べた、グローバル変数がカブってエラーが生じるので、コピーの原本になった古いクラスは、削除しました。